灯火文庫:活版で読む近代文学
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刻を、刷る。 「羅生門」を書いたのは、芥川龍之介。では、それを刷ったのは――誰か。 灯火文庫(ともりびぶんこ)は、作家の一冊を、それを刷った印刷所の仕事ごと読むリーダーです。東京築地活版製造所、精興社、凸版印刷、川崎活版所。活字に火を入れ、時代の紙面を組んだ職人たちの手触りを、初版の佇まいのまま、あなたの手のなかに灯します。 ■ 奥付まで、読む 版元、発行人、そして印刷所。一冊を世に送り出した人々の記録を、奥付とクレジットに。読むのは物語だけではありません。それを刷った、時代の仕事そのものです。 ■ 活版印刷の佇まいで 国立国会図書館の初版本から一字ずつ起こした自作書体「文藝初版体」。インクの滲み、活字の凹凸、あの時代の紙面の呼吸まで。名作を、はじめて世に出たときの姿で読めます。 ■ 書斎の灯りという、ただひとつの美意識 暖色のランプに照らされた薄暗い書斎。派手な演出も通知もありません。灯りをそっと調節し、あなたの手のなかだけに物語を灯してください。 ■ 本物のページめくり、縦書きで 指でめくると、紙が円筒状に巻き上がる。右から左へ、日本語の本来の流れで。ルビも、約物も、あるべき場所に。 ■ 収録 芥川龍之介「羅生門」「地獄変」、太宰治「走れメロス」、宮沢賢治「注文の多い料理店」ほか、青空文庫の名作を厳選。出典・底本・入力者への敬意を、奥付とクレジットに記しています。 ■ 料金 三冊(羅生門・走れメロス・注文の多い料理店)は、いつまでも無料で最後までお読みいただけます。一度だけのお求めで、全ての蔵書と、これから加わる本がひらきます。サブスクなし、広告なし。 書き手がいて、刷り手がいた。灯火文庫は、その両方に敬意を灯す、小さな書斎です。よろしければ、あなたの夜の一冊に。
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